☆レジリエンス☆

KUMIKO便り(ブログ)

2014年06月01日

KUMIKO便り(ブログ)

2014年06月01日

☆レジリエンス☆

4日月が西の空に美しくかかっています。
昼間の暑さが嘘のように爽やかな夜風が吹いています。

昨日今日とKUMIKOの外も33度まで上がり、中も(エアコンをつけませんので)28度になりましたが、涼しかったです。

木・金曜日と暑くて、事務局の建築工房も28度まで上がり、頭から湯気が出そうでした。
同じ温度でのこの違いは確かに、コンクリートと杉+断熱材の違いだろうと毎週末KUMIKOに通う度に思います。

金曜日に真夏日を記録した市町村の数は264だそう。(!!)
2月には135年前に観測を始めて以来最高の積雪量を記録し、5月には観測史上初の5月としての最高気温を記録する日本列島、やっぱり変ですね。

写真は本日のKUMIKOです。
シャクナゲのピンクとモミジの赤が青空に映えています。

KUMIKOは簾を下げたら、照り返しが無くなって視覚的に3度くらい気温がスゥーと下がったような気がしました。
日本の技はさすがです。

さて、ここのところNHK朝ドラの「花子とアン」に倣って「ごきげんよう」のご挨拶で締めくくっているKUMIKO便りです。
「ご機嫌宜しゅう」って、相手を想う心がこもった素敵な挨拶です。

連ドラの「花子とアン」の花子は、村岡花子さんのことです。
モンゴメリの小説赤毛のアンシリーズ、パレアナシリーズ諸々諸々の翻訳者です。
彼女の翻訳が美しくて、小中校と、学校の図書館に通い、夢中になって読んだものです。
オトナになってからは全シリーズを文庫本で買い揃え、箱に入れて、大事に大事にしています。

前向きな心を持つこと、めげない心を育てる気持ち、そんなものが彼女の翻訳によって原作より更に輝きを増したから、なお一層読者の心に響くものになったと、他の訳者さんの訳と読み比べて思っていましたが、
今回の朝ドラで村岡花子の翻訳がどうしてそんな力を持つようになったのか、根底に流れていたものに諦めない心があったからなお惹きつけられたのだ、面白かったのだということが徐々に分かってきました。

この諦めない心、めげない心、逆境を乗り越える力、折れない心をつくることはレジリエンスといって、今注目され出している力です。
このレジリエンスについて先日テレビで見ましたので書いてみます。

この力が注目され始めたのは1970年代です。
きっかけとなったのが、ホロコーストを生き延びたユダヤの人達の研究でした。
彼らのその後を調査すると、トラウマにさいなまれ、生きる気力を持てない人がいる一方、トラウマを乗り越え、幸せになる人もいました。
同じ経験をしながら大きく違うのはなぜか?

逆境を乗り越えた人達には共通の傾向があることが研究によって分かってきたそうです。
それは、ネガティブな面だけでなくポジティブな面を見いだす事ができる人体達だということ。

では、このストレス社会でどうすれば逆境を乗り越える力を養う事ができるのか?

心の折れにくい人と折れやすい人をユニークな実験で明らかにした埼玉学園大学小玉正博教授によると、諦めない、いつか出来るだろうと楽観視する事がレジリエンスには重要な要素なのだそうです。

生きる力とは、
成功を続ける力ではなく、
失敗や困難を乗り越える力。 なのだそうです。

う~ん。こうして書いてみても、卵が先か、ニワトリが先か、の様な気もします。

ただ、物事には裏表2つの面があって、どちらをより心に強く言い聞かせるかがその後を分けるのだと番人はいつも思うのです。
例え、道で転んだとしても、転ばすに進んでいたら頭から鉄骨が降ってきたかもしれない、と考える番人は全ての結果がハッピーに繋がっていると思いたい?体質?です。
先日、友人と話していて、なぜ?と聞かれ、「Mだから?」って言ったら納得されてしまいました。^^;

かつて、どうしようもなく、もがいてももがいても抜け出せない苦しい日々が続いた時期が数年あります。
その時思ったのは、これを耐え抜いたら、もうその先、これ以上辛い事は私の人生に起こらないだろうということ。

毎晩、(朝ではない所がミソ)犬達を連れて散歩に出ると月が出ていて、下向いちゃいけないから、上向くと真っ暗な夜空にお月様がいて、その輝きをみると生きなきゃ、と思えたのです。
もちろん、犬たちと一緒に道路にフラフラ出たら車がひいてくれるな~なんて、ぼーと考えることは毎日でしたが、それをしたら迷惑がかかる人々が多々いますもんね。

人は、かつて逆境を乗り越えた時のことを辛い時に思い出せば、もう一度乗り越えることができる、ともテレビでは言っていました。

「出来ないことを嘆くより、できる事を楽しもう」
これ、リリーフパンツのコマーシャルで車椅子バスケの選手が言うんですよね。
これ見たら、ハッとしました。この気持ちですよね。

さぁ!梅雨入り前の深緑輝く季節。
1年で一番爽やかな季節です。
あっついけど、木々たちからこの生命力を頂いて元気出しましょう!

あなたの今週が素敵な日々でありますように。
ではまた来週。ごきげんよう!

福島の木の家KUMIKO番人より

 
実物サイズで、リアルな生活を体感できる。 
KUMIKOのデザイン・技術を余すところ無く注ぎ込んだ、展示場。 
自然素材へのこだわりとデザインへのこだわりが凝縮された展示場へ、どうぞご来場ください。

KUMIKO展示場へようこそ

杉の特性、伝統構法の技、そして心地よさ。
あなたのその目で、その身体で、その五感で感じてください。
体験したことのない温かさがあなたを包みます。