KUMIKO展示場

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KUMIKO展示場

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ふくしまの家KUMIKO(くみこ)展示場は
「福島県平成20年度ふくしまの家地域活性化支援事業」により福島の木のみで須賀川市に建設されて以来13年。
木が好き、自然が好きな多くの方々に愛されて参りましたが、
2023年3月末日をもってclose致しました。
長年のご愛顧に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。


KUMIKO展示場 譲渡後 完成見学会

杉の木の家として親しまれたKUMIKO展示場は
2023年3月末日でclose後譲渡、須賀川市から福島市へ移転され、再建築中です。

この度お施主様のご厚意により引渡し前の見学会を催します。

譲渡に当たり、外壁を杉板下見板張りからALC軽量気泡コンクリートに一新し、個室・収納を増築。
新しくなったKUMIKOをぜひご覧ください。

日程:令和5年 10月14・15日(予定)
時間:午前10時半~午後3時半
場所:福島市渡利

予約制となります。
ご希望の方は下記までご連絡下さい。

024-923-5400
地球と家族を考える会 (火・水 定休)

皆さまのお越しをお待ちしております。

地球と家族を考える会 事務局
<火・水 定休>

電話 : 024-923-5400
FAX : 024-923-4829
E-mail : earth-family@k2.dion.ne.jp
〒963-8851
福島県郡山市開成四丁目 28-17 ((有)建築工房 内)


KUMIKO展示場 ギャラリー

KUMIKOの棟上げです。
2010年1月真壁構造体が据え付けられた上に杉丸太まるまる1本の棟木を上げます。


真壁構造体の据え付けです。


真壁構造体はこうして大工さんが一枚一枚作りました。


2010年春のKUMIKOです。


KUMIKOの庭に少しづつ少しずつ樹木を増やしていきました。
庭木が増えるほどにKUMIKO内は快適さが増し、リビングから見える豊かな緑は目にも心にも癒しを与えてくれました。

KUMIKOは竣工して1年2か月後、東日本大震災に見舞われました。
須賀川はマグニチュード9震度6強で道路が陥没し、蔵の多かった街は道路に蔵が倒れ、通行を阻み、多くの建物が被災しました。
地震後の神棚(写真右上)とキッチンカウンターです。
神棚のお札も水も無事、キッチンカウンターに置かれた花器も動かず、地震後駆け付けた私たちは胸を撫で下ろしました。
家中何も動かず、壁が剥がれたり、柱が曲がったりも一切なく、杉の家は高い耐震性があることが実証されました。


2011年3月12日KUMIKOから見えた磐梯山です。
13年間で一番はっきり見えた山容です。


須賀川・母畑線から見たふくしまの家KUMIKOです。
木の家は背景の里山と同化して目立ちませんでした。


庭のシャクナゲ越しに見たKUMIKOです。
シャクナゲは福島県の県花です。


KUMIKOは杉が湿気を吸ってくれるので爽やかです。
夏は庭木で風が起き、すだれで陽ざしを遮ると更に涼しくなりました。


雪のKUMIKOです。
何度か駐車場に車を入れられない程の雪に見舞われましたが屋内はあったかくて窓から見える雪景色は別世界の感じがしました。


漆喰塗壁のリビングです。


漆喰壁からキッチンを望みます。


オープンキッチンですがリビングから手元が見えないのが好評でした。
向こうに見える漆喰壁は
厚さ3.5センチの杉板の上に藁+木づりその上に3度塗り重ねられた漆喰です。
地震にも剥がれず、落ちず竣工時の美しさを13年間留め続けました
杉だらけの中の白い壁は好評でした。


キッチン全体像です。
カウンターや引き出しは杉と桜、ワークトップは厚いステンレス継ぎ目なし一枚物です。


棟木と大黒柱が見える開放的な子供スペースです。
棟木は林業の盛んないわき市遠野町より運んで来られた杉です。
遠野町の杉は江戸城築城にも使われたとの伝承のある優れた材です。


KUMIKOの大黒柱は玉川村の神社のご神木を頂きました。