連日暑い日が続きますが、盆休みは如何お過ごしでしたか?
先日四方転びの技を使った盆踊りの櫓の解体を見てきました。
全て、バラバラにできますので、来年のお盆まで倉庫にしまっておけます。
この日本古来の木組みの技が生かされて、KUMIKOの建て方になっていますのでぜひご覧ください。。
解体して木の断面が見えてきますと、全て檜の芯持ち材(中心部)で造られているのがわかります。
ここが一番丈夫な部分です。
以下、順番に載せてみました。ご覧ください。
盆踊りが終わって解体準備中。材料が新しいため重いので移動式クレーン(ユニック車)を使用。
たすき梁木鼻。櫓の真下で十文字に組まれていた材のハナツラです。
組んだ木が外れないように差し込んであった「くさび」を外します
根がらみ貫の組み合わせ部分。知恵の輪のよう素晴らしい古来より受け継がれた技です
柱と根がらみ貫の取り合い部。柱4本くさび4本のみで安定を保っています
次回の盆踊りと仮装の写真もどうぞお楽しみに。
では、残暑に負けずに元気出してこの暑さを乗り切りましょう!
二級建築士・インテリアコーディネーター・キッチンスペシャリスト・照明コンサルタント・福祉住環境コーディネーター・
ふくしま家づくりマイスター。ハウスメーカー勤務を経て現職。
<森林、樹木と木の家SDGs講座>案内人。