☆おにぎり☆

KUMIKO便り(ブログ)

2015年10月11日

KUMIKO便り(ブログ)

2015年10月11日

☆おにぎり☆

KUMIKOの周りの田んぼは7割方稲刈りが終わりました。
昨日・今日と秋祭りです。

幼い子が祭ばんてんを着て、豆絞りの手拭いを頭に巻いている姿ったらもう本当に可愛い。
それにしても、シックな印象のある日本人なのに、どうして祭りのハッピは赤や青なのか?
祭り提灯の下がる大東商店街を通り抜けつつ考えてしまいました。
いやいや漆も赤や黒と鮮やかですね。

ところで、この祭り提灯。
KUMIKOからの帰りに見るとネオンサインがない暗い中に赤と白の光が幻想的でうっとりするほどです。

さて、先回からの続きです。
お米と言えばおにぎり。
コンビニで入口から真正面に並んでいる、日常になくてはならない「お米」です。

このおにぎり、なんと弥生時代からあったそうです。
2000年前のおにぎりの化石が石川県で発掘されています。

但し、化石の形が三角形のまま崩れていないことから、庶民の携帯食ではなく、神様への捧げものだったのではと考えられています。
三角の形から信仰の対象である山の形をかたどったことで神様との結びつきを深めたとも。
八百万に神が宿る日本です。
でも、手のひらで握ればこの形は作りやすいですし、何より食べやすいので美と用を兼ね添えたピカ一のデザインですよね。

平安時代には宴会の時のみ振る舞われる貴重なハレの食だったとか。(屯食(とんじき)と呼ばれたそう)
庶民の携帯食として広まったのは江戸時代以降で、おにぎりを包む海苔もこの頃の誕生だそうです。
冷めても味が劣化しにくいことも携帯食として広まった要因の一つです。
ご飯に海苔を考えた人って本当に偉い!こんなベストマッチな食ってないです。

コンビニのおにぎりの重さは約110グラム。およそ2500粒だそうで、先月のお米の話で書きましたが、おにぎり1個は元々は1粒の米から生まれたものです。

ところで、新米も楽しみですが、この辺りでは稲を束ねて天然乾燥させている田んぼがよく見かけられます。
成長過程はもちろん、熟成にも太陽エネルギーを存分に吸ったお米はさらに美味しいです。
たまたま、この辺でコメ作りをしている知人からお日様の光を十分に吸ったお米を頂いたことがあり、それは今まで食べたことのないモチモチした触感と甘さが際立ったお米でした。
握っても、粘り気があるのでボロボロと崩れずにサッと形になり、優れた材料はアレンジしても素晴らしい!と感動したものです。

その時はただ単純に美味しいと思っただけですが、こうして日本を作り上げてきた稲作の素晴らしさと、2000倍に増える「魔法」を知れば、なおしみじみとかつて食べたお米の美味しさが思い返されます。

食の話が続きましたが、馬肥える秋。
秋に食欲が増すのは科学的に当然のことなのだそうです。
食料の無くなる冬を前に、栄養を貯めておかねばならなかった古代からのDNAなのだとか。
これ、花より団子の番人の言い訳ではありませんよ。

秋が深まれば柿も熟してきます。
番人はこちらに来て以来柿の美味しさに目覚めました。
特に干し柿が美味しい!
やっぱり太陽の恵みは素晴らしいですね。
先日甘柿を頂いた折に「ヘタをお日様の方に向けて少し置いておくと甘ーくなるのよ」と教わりました。
お米と一緒で、ほんの少し待って頂く。それがさらなる美味しさを味わえることになるのです。

これって、木の家も一緒です。
建ててから少しずつ熟成して快適度が増していきます。
KUMIKOは今年6年目、竣工時よりますます居心地が良くなってきています。

朝晩冷え込むようになりました。
日中との温度差が大きいので風邪に気を付けてくださいね。
またお会いしましょう。
ではご機嫌よろしゅう。

福島の木の家KUMIKO番人より

 
実物サイズで、リアルな生活を体感できる。 
KUMIKOのデザイン・技術を余すところ無く注ぎ込んだ、展示場。 
自然素材へのこだわりとデザインへのこだわりが凝縮された展示場へ、どうぞご来場ください。

KUMIKO展示場へようこそ

杉の特性、伝統構法の技、そして心地よさ。
あなたのその目で、その身体で、その五感で感じてください。
体験したことのない温かさがあなたを包みます。