KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります

KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります
2013年11月23日

☆続 小春日和☆

勤労感謝の日です。
先週末に引き続き小春日和となりました。
晩秋の澄んだ空気の中、KUMIKOからは西の山々の山肌がきれいに見えています。
如何お過ごしでしょうか。

KUMIKOリビングには陽だまりと薪ストーブからのぬくもりが満ち満ちて、
このお陽さまからの恵みを十分味わうことをむねとする(徒然草調(^^))間取りは?家具は?配置は?とつい考えてしまいます。(職業病?)

大きく開いた南の窓からは、晩秋の穏やかな、それでいてきらきらと光る日差しが、半ば枯れたススキの穂を通り抜ける光景と、散りかけた紅い葉が見え、なんともいえず心和ませてくれます。
心が休まる風景百選というものがあればその一つに挙げたいくらい、晩秋の光と穂を広げたススキのコラボレーションは美しい光景です。

里山とススキのコラボレーション・・KUMIKOではなく、郡山市湖南の風景です

こんな日は草刈りの絶好日でもあります(^^)v
草刈りは、木の家講座の講師をしてくださっている樹木医先生の言葉通り、何も考えずにもくもくと目の前の草や木に向かうと本当に気分がすっきりします。
身体をどう使うかと考えている時には人間関係や仕事のストレスなどを考える事ができなくなるのだそう。
この草のどの位置を持って鎌をどこに振り下ろすとより効率的に作業ができるか、などの思考をしている脳味噌が同時に他の事を考える事はできない、ということ、らしいです。

但し、注意も必要だということが判明。
先週もこの穏やかなお日和についつい夢中になって、かなり長時間垣根に絡まっていたツタ状の雑草?を刈っていたら、その晩から腕が痛みだし、週の半ばまで激痛に耐えなければなりませんでした。


コレと戦いました


アップでも紹介

つい先日までは玄関~駐車場までの全30mのアプローチに生える雑草を駆除する事が最優先でしたので、ひたすら右手を動かしていれば済んだのですが、
このツタ相手では、左手でひっぱり、右手で鎌を振るう、というスタイルになり、日頃マウスしか握っていない左腕がびっくりしたようです。
年ということもアリかもしれませんが・・・。

お隣さんが
「きれいになったねー。もうちょっとほっとくと雪で自然に枯れるのにご苦労さん!」とねぎらって?くれました。
アハハ確かに!でも、ご褒美?に立派な自家製白菜と大根をくれました。
番人の足より太い(はウソ^^;)大根は煮てもおろしても美味しそうです。

さて、先週末は郡山市総合体育館で郡山産業フェアに参加してきました。
郡山で産みだされる沢山の商品を見ることができて、なかなか楽しいフェアでした。

KUMIKOのブースのお隣は木工製品を展示しており、向かいは組子細工の体験コーナー、斜め向かいは破れない障子の体験コーナーと、4者共に木を扱う職人が揃いました。


KUMIKO真壁構造体を展示しましたが玉子に注目が


お隣の木工細工

KUMIKOはもちろん住まいが商品ですが、現物展示はできませんので、木の良さを感じて頂くために、木の積み木や、組子細工(KUMIKOの名の由来です)等木製品を並べました。
中でも木の玉子は福島で産する様々な木で造っており、それぞれの木の肌触りや重みの違いがウケて、前を通る来場者さん達が思わず手を伸ばして握っていきました。
すべすべしてとっても気持ちイイんです。


木の玉子 スベスベです

ところで、来年は馬年ですね。
斜め向かいに三春町の高柴デコ屋敷さんの張子の馬がいて、どうしてもそのつぶらな瞳と目が合ってしまうので「来年こそウマくいきますように!」と購入しました。
もちろんこの馬さんではなく、写真では見えない一番小さな馬がKUMIKOに来ます。


このお馬さんと見つめ合ってしまいました

小雪も過ぎ、朝晩冷え込むようになって参りました。
師走に向けてスパートをきる季節、どうぞ風邪など召されませんように。
今週が皆様にとって心温まる事、嬉しい事にたくさん出会える一週間となりますように。

福島の木の家KUMIKO番人より