KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります

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KUMIKOの番人が日々を綴ります
2013年09月14日

☆須賀川秋祭り☆

KUMIKOの回りではコスモスが咲き始めました。

近くの田んぼです。
稲穂が頭をたれています。
今年は少し早いようです。
稲刈りの適期について,例年より早いので気を付けましょうと農協が呼びかけていました。

今日・明日はKUMIKOの建つ須賀川の秋祭りです。
須賀川の総鎮守である神炊館神社、通称お諏訪様の秋季祭典が中心になります。

須賀川に来るまで祭りにはまるで興味が無かったのですが、初めて見た時には月明りの元、神輿が練り歩く様が他では見られない神聖さを漂わせていることに感動すら覚えた番人です。
神炊館神社の須田宮司から頂いた著書と、市内情報誌あぶくま時報を参考に一連の祭事を書いてみましょう。

今年の秋季祭典は12日の「天気祭り」から始まっています。13日に「笠揃い」、14日「例大祭」、「御内陣拝礼」、「御神楽奏行」と4日間に渡り次々と祭事が行われます。
15日は渡御祭で宮神輿がかつて須賀川町だった旧町内の25町の旗場を巡ります。朝8時に発輿祭を行い、9時前に神社を発御(出発のことを祭事ではこういうそう)し、還御(戻ること)が7時前。そして着輿祭を行う、と一日かけて神様が祭典が行われます。

特筆すべきは14日の宵祭り。
市内14の町内会や組合の延べ400人がそれぞれの神輿を担ぎます。
月夜の元、笛太鼓の祭囃子が響いているにも関わらず、14の神輿が神社から出発する様が静寂の中しずしずと進むように見えるのです。
あぁ、これは神事なのだ。神様に実りを感謝する神事なのだと思わず実感する時です。

こうして書いている今まさに祭事が着々と進んでいることでしょう。
明日明後日と台風の予報です。どうか大事になりませんように。

では、三連休、楽しんでくださいね。
今週が皆様にとって素敵な一週間となりますように。

福島の木の家KUMIKO番人より