KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります

KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります
2013年06月23日

☆スーパームーン☆

今KUMIKOのまわりでは白いふわっふわのまるで綿菓子のような栗の花が満開となり、梅雨の晴れ間の青空に映えています。

花桃の実も順調に大きくなっています。

本日のKUMIKOです。
夏椿も咲き始めました。

このお天気のままならば、今宵、今年最大の満月となる「スーパームーン」を拝むことができるでしょう。
前回のスーパームーンの折もやっぱりここに書きましたが、14か月に一度巡ってくることを思えば、なんと月日の経つのは本当に早いものです。

ネットで検索したら、一番小さい時の満月と比べると直径で約14%大きく、30%明るく見えるのだそう。※1
昨夜のKUMIKOから見た十四番目の月は本当に大きく輝いていたので楽しみです。

→という訳で、せっかくですので本日書き加えました。
昨夜のKUMIKOからのフォトです。
夜空にぽっかり・・ではなく、雲間に見え隠れする月・・・ちょっと怪しげです。
それと、足元の光・・・これは妙に綺麗だったので・・

スーパームーン 2013.6.23

KUMIKOアプローチ灯の光がスギナの間を透過して・・

ところで、十三夜や十四夜って満月よりきれいだと思いませんか?
個人的好みとしてはあとちょっとで満たされる、フルになる前のホンの少し足りない時や事に魅かれます。
これって人生と同じじゃないかな?
遠足の前のワクワクした感じも近い感覚ですよね。
あとちょっとと思いながら、満たそうと常に努力し続ける人にも魅力を感じますよね。

さて、昼間のKUMIKO上空には飛び立ったばかり、或いは着陸寸前の飛行機が間近に見られます。
特にこんな晴れた日は白い機体が鮮やかに青空を切って行く様が綺麗でワクワクします。
6月現在、大阪便と札幌便合わせて4便、それが往復するから8便。
真下から見上げた飛行機の写真を載せられないのが残念です。

その福島空港には大きな大きなウルトラマンが入口に立っています。
実はそのウルトラマンの故郷M78星雲「光の国」と須賀川市が、先月5月5日に姉妹提携をしました。
ウルトラの生みの親である円谷英二監督が須賀川出身ということがきっかけです。

そして、仮想都市「すかがわ市M78光の町」(ウェブサイト http://m78-sukagawa.jp/ )も誕生!
この町の住民になると「光の町」の住民票を発行してくれるそう。
(7月開始予定。有料ですが・・・^^;)

橋本市長とウルトラの父! ※2

ウルトラファミリー大集合! ※2

須賀川の未来を担う子どもたちに、震災や原発に負けずに明るい未来を感じてもらいたい、笑顔と元気を応援したいという思いがこもったこの企画。
メビウスの輪をイメージしたデザインの姉妹提携ロゴマークにはそんな思いがあふれているのを感じます。 ※2

さて、現代の空の旅の後は江戸の歩く旅の記録「奥の細道」のお話しです。
芭蕉が奥の細道の旅で須賀川に入ったのは元禄2年、324年前の6/9(陽暦)の事でした。
7日に白河の関を越え、念願の「みちのく(陸奥)」に足を踏み入れて2日後のことです。

本町の須賀川宿駅長相楽伊左右衛門(俳号:等躬)宅に1周間ほど滞在しており、そんなご縁から現在須賀川には芭蕉記念館があり、町の辻には芭蕉と空良の像が建っているのです。

この時接待したのが須賀川の俳人達で、今も須賀川には俳句ポストが町のあちこちにあり、俳句短歌川柳が盛んです。
この夏は夏休み子ども俳句教室が芭蕉記念館主催で行われるそう。
須賀川はそんな文化の伝承がある温故知新の町なのです。
そんな町にKUMIKOは進・古民家として建っています。

では、月のパワーを頂けた今週、暑さと湿気に負けないで元気に過ごしましょう!

福島の木の家KUMIKO番人より

P,S 今建築中の現場をKUMIKO建築日記2013に更新中です。
「小さいKUMIKO」がどんな建材を使い、どんな建て方をするか
覗いてみてください。

※1 Yahoo!JAPANニュース リセマム 田村 麻里子
※2 出展:広報すかがわ6月号