なかなか報告できずに、ぼやぼやしている間にゴールデンウィーク突入です。
今KUMIKOまでの道々は林檎・梨・桃の花で白からピンクまでグラデーションに彩られています。
果樹畑に一斉に花が咲く様はまるで桃源郷のよう。
青空にピンクが鮮やかに映えます。
さて、木の家講座第1回の報告です。
14日はその前の週の嵐のような大雨の日曜日と、その次の週の大雪の日曜日に挟まれ、どちらに1週ずれても、開催できなかったと思うと今更ながら胸をなでおろしています。
誰の行いが良かったのか??八百万の神々に感謝です。
<森の木が家になるまで>第1回目のテーマは「早春の里山へ春の妖精に会いに行こう」
樹木医さんがこの日と選んだ14日は大正解で、沢山の妖精たちが出迎えてくれました。
出逢った妖精たちの写真を参加者の安齋さんが送ってくださいましたので、織り交ぜながらご案内します。
早春の妖精達が待つせせらぎの小道への入り口です。どんぐりの元を教えて頂きました。
先ずは記念撮影
云われなくては見逃しそうな小さな花たちです
キバナノアマナ
キクザキイチゲとコカンスゲ
せせらぎの小さな滝をバックに
高篠山山頂へ続く道
イワウチワ(撮影:安齋)
アオイスミレ(撮影:安齋)
アカネスミレ(撮影:安齋)
キクザキイチゲ(撮影:安齋)
キジムシロ(撮影:安齋)
スミレサイシン(撮影:安齋)
セリバオウレン(撮影:安齋)
ミスミソウ・カタクリ(撮影:安齋)
高篠山山頂で
ゴール!お疲れ様でした。
オマケです。14日の猪苗代湖と磐梯山です。 高篠山の背後にある御霊櫃峠を越したら出逢える景色です。
次回は5月12日開催です。若葉がみずみずしい輝きをはなっている頃ですね。
場所は1回目と同じ高篠山森林公園。テーマは<深緑の里山で森林浴をしながら樹木について知ろう>です。
どうぞお楽しみに。
なお、その日はKUMIKOはクローズさせて頂きます。
どうぞ宜しくお願いします。
ところで、このGWのKUMIKO営業日はいつもと同じ土日のみになります。
昨年まではGW中開けていたのですが、KUMIKO番人は明日から南三陸に行くためクローズします。
津波ですべてが流された三陸で、仮設のその次の住いである復興住宅を造ろうとしている現場を見てきます。
それは、KUMIKOと同じ杉で造る板倉の家です。
今私達も「小さなKUMIKOプロジェクト」と銘打って15坪~30坪の家を考案中ですが、どう造られるか、コストはどうかなどなど学習して来ます。
須賀川から三陸までは5時間。なんと5回も乗り継ぎするのです。
最後に乗る気仙沼線は被災のため、代行輸送のバスです。
番人にとっては「初めてのお使い」気分。ちゃんと辿り着けるか心配ですが、頑張って冒険旅行行って来ます!
では、皆様素敵な休日を!
福島の木の家KUMIKO番人より
二級建築士・インテリアコーディネーター・キッチンスペシャリスト・照明コンサルタント・福祉住環境コーディネーター・
ふくしま家づくりマイスター。ハウスメーカー勤務を経て現職。
<森林、樹木と木の家SDGs講座>案内人。