KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります

KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります
2013年02月10日

☆復活・・の兆し☆

先週は風邪の為にKUMIKOをあけることができませんでした・・。
もし、足を運ばれた方がいらしたら、誠に、申し訳ありませんでしたm(__)m
講演会の晩から熱を出し、なかなか体調が戻らないままあっという間のひと月。
なんとか、ぼちぼち、少しづつ、復活の兆しが見えてきた気がします。
ご心配をおかけしました。

今日は旧歴の一月一日です。
今朝は新春という表現がぴったりの、冷たく清々しい、でも春が近づいていることを感じさせる力強い朝日でした。

旧暦は実際の季節に合っていることを実感しますね。
「新春・初春」正月を寿ぐこの言葉が2月の今が正月であれば、実感を持って受け取れます。

余談ですが、番人は二十四節季や雑節にはいつも「確かに!」と心の中で突っ込みをいれてしまいます。
先週の4日は立春でしたが、確かに春の足音をそこここに感じるようになりましたし、来週の18日は雨水。この頃には雪が降っても、水っぽくなりますよね。

今、KUMIKOの外は5度。初春と呼ぶにふさわしいキラキラした陽の光が降り注いでいます。
こんな陽射しを見ていると今年は良い年になりそうな気がしてきます。

これから、三寒四温を繰り返しつつ、春に近づいていきます。
みな様にとっても、私にとっても、どうぞ良い一年となりますように・・・。

さて、明日は東日本大震災より1年11ヶ月です。
福島からの人口県外流出はいまだ続いています。
総務省の統計調査によりますと、2012年、福島県は全国最多の転出超過で13,843人だったそうです。

2011年は31,109人(転出者総数50,150人-転入者総数19,041人・・・因みに、2010年は、転入22,902人-転出28,425人=5,523人)ですから、少しは収まったように見えるものの、その年齢階級別のグラフを見ると、流出のダントツが0~4歳で、40代以下の転出はそれ以上の年代のとは比べ物にならないほどの多さです。

若い家族が県外に逃げています。
放射能は大丈夫なのか、そうでないのか、わからないから、逃げるのですよね。

だから、県内に踏みとどまっている若い親子を見ると応援したくなります。
われしらず、瞬間的に心の中でエールを送ってしまいます。

具体的には何もできませんが、ちょっとだけ、良い情報を。

スギ花粉に含まれる線量が、去年最高値を記録した地点でも、昨年の三分の一程度に減りました。(H25.2.8農林水産省プレリリース)
具体的には、
人が立ち入れない原発避難地域で最高濃度の放射性セシウムが、スギ花粉に含まれて大気中に飛散したと仮定して、
これを人が吸入した場合に受ける放射線量は1時間あたり最大で0.0000715μ㏜だそうです。

新宿区で観測された放射線量は1時間あたり0.046μ㏜です。(H25.2.1時点)
スギ花粉は悩ましいものですが、こんな情報を聞いただけでも、ちょっとほっとしませんか?

では、今週も素敵な1週間となりますように・・。

福島の木の家KUMIKO番人より