KUMIKO便り 2012.7.16 ☆グッド デザイン アワード2012☆

KUMIKO便り

2012年07月16日

KUMIKO便り

2012年07月16日

KUMIKO便り 2012.7.16 ☆グッド デザイン アワード2012☆

皆様三連休最後の海の日如何お過ごしですか?

KUMIKOでは今グッドデザイン賞2012の二次審査に向けてプレンゼン作成真最中です。
ところで、「グッドデザイン」をご存知でしょうか?

実はわたくし、今回チャレンジする以前は、Gマーク(グッドデザイン印)の入っている広告などを見ると、ああ良いデザインなのね、と単純にデザインの良い物が選ばれているという程度で捉えていました。

でも今回賞獲得に向けて^^:、改めて「グッドデザイン」の定義を読み返してみましたら、
曰く、「人間のために、高い論理性を踏まえ、ものごとの本質を見据えて、魅力的な創造活動をおこなうこと」なのだそうです。

深いのです。
当然、1次審査突破の為の作業はおいそれとは簡単にいかず、これでもか!というほど様々な質問に一つ一つ答えを導き出していく、まるでゲームをクリアーしていくような具合でした。
その一段一段階段を登って行くような地道な作業が、おのずとこの定義に向き合う心構えを作っていくのだと、さすが長い歴史のあるものは違う、と感心した次第です。

な~んていうのは提出できたから言えることで、取り組んでいる最中は本当にシンドくって何度途中で投げ出そうかと思ったかしれません。
11:59の〆切に対して11時に送信した時には電池切れ一歩手前でした。
でもこの作業は改めてKUMIKOとはなんぞや、ということを明瞭で簡潔な言葉で文章化するきっかけとなりました。

そして、二次のプレゼン。さらに要求が厳しくなりました。
プレゼンは、ドラマの中ではカッコよく映像がクルクルと変わり、企画がどれほど素晴らしいかを視覚的に効果的に訴えていく画面が出てきますが、私が現在つくっているそれは、これと同じことを地道に20枚の紙に言葉と写真でつぎ込む作業です。

基本軸にあるのは、なぜ、KUMIKOを作ったのか?ですね。
これ、今まで伝えてこなかったと思いますので、ここにちょっと書いてみます。

それは家造りに関わるものとして、とにかく家族にも、地域にも、地球にも、そして、作り手にとっても良い家を提供したい、という切実な気持ちからです。
‘切実’とは、
実は私は今まで鉄骨の柱にビニールクロスという生身の人間にはまるでなじまない素材で家造りをしてきました。

でも、新建材で作った家って居心地はイマイチだしシックハウスの危険性はあるし、更には20数年後には産廃になるだけということに気づき、だんだんそんな家を提供することが辛くなってきたのです。

(実は私も初めは木の家の気持ちよさの正体がきちんとはわからなかったのです。KUMIKOの番人になってから、心地よさが木の持つ調湿特性から来るものだということにはっきりと気づいた次第です→つまり、新建材は調湿能力がまるでないから結露が多い→だから居心地が宜しくない、となる・・)

それとともに、木の家、それも身近にある森林から取れた材での家造りへの関心が高まり、調べれば調べる程、地域で取れた木材での家造りの良さと、その背後にある山から海までの様々な産業~暮らし~環境に与える影響が大きい事がわかってきました。

そして、新建材や輸入材で造られた家は身体にも良くないけれど、地球に与える影響も個々人のちっちゃなマイホームの夢なんて甘いことをいっていられないのだということにも。

どんな仕事でも、その仕事の最終章を考えてするのがプロだと思います。
これは大袈裟かもしれませんが、私自身は自分のしたことの始末のできる人間でありたいと常に思っています・・・これはなかなか難しいことですが・・・。
つまり、その家に住む家族が幸せになるか、建てた地域に良い影響を与えられるか、はては地球にはどうなのか、そこまで考えて仕事をしなければならないと思っています。

出した結論が、家は身近にある森林(人工林)から出した素材でつくるべきだということ。
「ふくしまの家KUMIKO」はそんな思いと効能が詰まった家です。

今回、そんな家造りもあるのだということを皆様に知って頂きたくてグッドデザイン賞にチャレンジしています。
KUMIKOにGマークがついたら、もっとKUMIKO誕生の意味や意義が今より伝えられるんじゃないかなと。

二次審査は23日。
会場である幕張メッセに持ち込むプレゼン作成に残された時間は、あと一週間です。

結果が出ましたら、お知らせします。
できたら、祈っていてください。

では、夏バテしないように、良い睡眠と良い食事を心がけて、素敵な一週間をお過ごしくださいね。

ところで、今日のKUMIKOです。
紫陽花が満開。
外気温は33度。でも中は爽やかな空気で気持ちいいですよ~。

道路からはこんな看板が見えます。須賀川~母畑線沿いです。見つけたらお気軽にお立ち寄りください。

 
実物サイズで、リアルな生活を体感できる。 
KUMIKOのデザイン・技術を余すところ無く注ぎ込んだ、展示場。 
自然素材へのこだわりとデザインへのこだわりが凝縮された展示場へ、どうぞご来場ください。

KUMIKO展示場へようこそ

杉の特性、伝統構法の技、そして心地よさ。
あなたのその目で、その身体で、その五感で感じてください。
体験したことのない温かさがあなたを包みます。