KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります

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KUMIKOの番人が日々を綴ります
2012年04月01日

KUMIKO便り 4.1 ☆春です☆

先週、KUMIKOのお隣の梅の木に花が咲きました。
お隣さんが「いいどご持っていきな!」と、蕾の沢山ついた大きな枝を伐ってくれましたので、今週開花してKUMIKOの中では満開です。
馥郁とした梅の香りが玄関に入ると漂ってきます。

今日は最近B級グルメで有名な浪江焼きそばを差し入れして頂きました。
初めて食べる浪江の味。麺が太いのでかなり食べごたえがあって、美味しかったです。
それにしても、震災がなければおそらく中通りでは食べられない味かと思うと切ないです。

今日から4月。春です。
今年になって初めて屋根の温度が50度を越えて、雑巾がけで汗をかきました。
この冬は寒くて、KUMIKOは暖かいとはいえ、震えながらパソコンに向かう日が続きましたから今日の暖かさがなお嬉しいです。

雑巾がけは全身運動ですので、冬に溜め込んだ脂肪を燃やすナイスな手段でもあります。
これからだんだん薄着になっていきますので、せっせと燃焼させないといけません。
庭の雑草ものび始めました。今日の陽気では快適に草引きできました。
これから雑草との戦いが始まります。これもシェイプアップに最適だそうで…頑張ります。

さて、皆様に今年のKUMIKOの行事のお知らせです。
いよいよ一昨年より言い続けております「山の木が家になるまで」をご覧いただく講座を開始します。
震災でのびのびになっていましたが、やっと実現できます。

安藤邦廣先生の講演でも主題となりましたが、「東北の復興は森林資源から」です。
公共建築物を木造で造ろうという画期的な法律ができましたが、木造は地域資源で経済を循環させる上、人の健康にも良く、環境にも良いという素晴らしいものです。

どうして地域の木を使うことが大切な事なのか、林業がなぜ重要な産業なのかをお伝えできればと思っています。名付けてフォレストミッションプロジェクトのスタートです。

導入部の第1回目は、4/22に高篠山森林公園で里山を歩きます。
2回目は5/27、樹木から葉っぱが伸びてくる頃です。美しい森の中を歩くだけでも気持ちの良いものです。
一度里山を歩いてみたいと思われている方、如何でしょうか。
3回目は6/30こちらはフォレストパークあだたらの森林館で行います。
様々な種類の木を見ることができます。

7,8月はお休みし、4回目9/30、5回目10/29、6回目11/25こちらは湖南の山で行います。
4~5回がこの企画の本番といえましょうか。
こちらは人工林の山です。残念ながら、現在、人手のちゃんと入った、手入れされている山はなかなかないのですが、こちらは山主さんがきちんと手入れされています。
ですので、3年、10年、30年、50年、100年という木の成長を見られる稀有な機会です。
特に5回目は110年の古木を伐採するという滅多に見られないものですので、是非多くの方々に見て頂きたいです。
6回目は今まで見てきた樹木が私たちの暮らしに関わる製材品となる様子をご覧いただきます。

この一連の企画は樹木医さんや林業家さんの全面的な協力の元、実現にこぎつけたものです。
そういった方々とも普段接する機会が少ないと思いますので、多くの方のご参加お待ちしております。

では、今週も素敵な1週間を!