秋の終わりのKUMIKOです。
さて、先月は森の講座で伐採を見せて頂く回でした。
今年は福島中央森林組合の皆さんが請け負って下さいました。伐採現場は古殿町です。
今回伐って頂いた杉は50年生、直径約33センチ(元口)、24メートル。
50年手塩にかけて育ててきて、木まで辿り着くのもやっとの急斜面で危険な作業をし、伐り出した杉の木。
これが、市場に持って行くと幾らになるか?という話しに参加者一同びっくりされていました。
木を植え、育て、伐り、また植えて、が国土を守り、循環型社会を作っていくこと、林業に携わる人々が厳しい現実の中奮闘していることを知って頂くのも講座の目的の一つです。
そして、木の家は、先達が大切に植え育てた木の出口となる事をも知って頂けたらと思います。
需要があって、供給する態勢が整うのです。
次回は伐られた木が市場に運ばれてから木材となるまでを見て頂く回となります。
コロナは変わらず、猛威を奮っておりますが、
どうぞ、どうぞ健やかで居て下さいますよう、心よりお祈りしております。
ふくしまの木の家KUMIKO番人より 2020.11.30
KUMIKO展示場 の営業は
土・日 の 10時~17時です。
二級建築士・インテリアコーディネーター・キッチンスペシャリスト・照明コンサルタント・福祉住環境コーディネーター・
ふくしま家づくりマイスター。ハウスメーカー勤務を経て現職。
<森林、樹木と木の家SDGs講座>案内人。