4月25日の宵。
KUMIKOの庭から見た宵の明星(金星)と沈みゆく三日月です。
天空で上下一直線に並んでいました。
私たちが良く知る1等星といえば冬に輝くオリオン座のベテルギウスとリゲル。
斜めに三つ並んだ三ツ星(2等星)を中心に、対角線の位置に赤く輝くα星ベテルギウスと、青白く輝くβ星のリゲル。あの100倍以上の明るさ(!!)だからあの煌めきなんですね。納得。
これから金星と月はますます近づいていって、5月22日には(金星に)水星も近づくとのこと。
お出掛けできない今、そんなムーン&スターショーを鑑賞するのもお勧めのおうちライフの一つです。
そういえば、今月は7日の赤いスーパームーンも妖しい美しさでしたね。
(月の前を自転車に乗ったエリオットとETが横切って行きそうでした)
コロナ感染拡大の危機にアタフタ、ドキドキしている今、輝く金星に癒され束の間ホッとしますが、そんな今だから、どうしても蘇ってくるSFのワンシーンがKUMIKO番人にはあります。
ある星で伝染病が発生するのですが、ワクチンの数が足りず、5歳以下の子供の分しかありません。
それ故、主人公の両親も含め、殆どの(星)人が亡くなるのですが、当時5歳の幼子だった主人公が成長し、ある事件を切っ掛けに、封印されていた記憶や母からワクチンを飲ませてもらっている光景が突然フラッシュバックします。
そうして脳裏に蘇みがえってくる母の優しいやさしい言葉「さあ 飲むのよ坊や…あーん…」。
・・・こんな事にならない為に今私たちができる事、
マスクと手洗い、人との接触を避ける事(逢いたいからこそ、逢わない)そして、免疫力をアップさせること…くらい
・・・なのですが、侮るなかれ、物語の中でワクチンを接種できなかった(星)人の殆どが亡くなる中、子供たちの成長を支えたのは、自己の免疫力のみで生命をとりとめた大人達なのでした。
自分はワクチンを接種できずに子どもを残して死んでいく・・・不安と覚悟を秘めて子供にワクチンを飲ませる母。
すっかり忘れていた子どもの頃に読んだSFのこの切ないワンシーン。物語とはいえ、このシーンを胸に刻み、暫く「日常」を我慢!と改めて思ったKUMIKO番人でした。
どうか、皆さま元気でいてくださいね。
追伸
桃の花が咲きました。
須賀川市街からKUMIKOへ辿る道々の周囲に広がる果樹畑。
中でも桃畑は美しく、まさに桃源郷です。
ふくしまの木の家KUMIKO番人より
KUMIKO展示場 の営業は
土・日 の 10時~17時です。
二級建築士・インテリアコーディネーター・キッチンスペシャリスト・照明コンサルタント・福祉住環境コーディネーター・
ふくしま家づくりマイスター。ハウスメーカー勤務を経て現職。
<森林、樹木と木の家SDGs講座>案内人。