KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります

KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります
2020年01月30日

2020年オリンピックイヤー 今年もよろしくお願いします

2020年が明けました。
遅ればせながら、今年も宜しくお願い申し上げます。

この冬“大寒”の最中も雪は時折舞う程度で積もりません。
民友新聞 みんゆう世相川柳には
『トンネルを抜けると雪のない越後』
(福島市 村上正透さん作)
トンネルを抜けると雪国だった…ではなく…。

KUMIKOの長いアプローチの雪かきをしないで済んでいることはとっても有難いのですが、春以降の水不足が心配です。
白菜も大根も、いつもの冬は産直の店にどっさり積まれていますのに少なめです。
「観測史上初」と名の付く暖かい冬になるのでしょうか?
このまま、季節が暖かいまま進み、酷暑となりませんように、真夏に開催されるスポーツの祭典が、どうか穏やかな気候の元で行われますよう、と祈る2020年の始めです。

そのTokyo2020に選手として早々に内定した瀬戸大也選手について「瀬戸大也の原点たどる」と題された記事が印象的でしたのでざっくり抜粋してご紹介しましょう。(朝日新聞DIGITAL 2020.1.11 釆沢嘉高文)

通常、なにかを成し遂げる人の多くは 幼少期からその道一筋、親の圧が半端なく、他の事は全て犠牲に練習してきた、と聞きますが、記事を読むと瀬戸選手はちょっと違うようです。
5歳から地元のスイミングスクールで泳ぎ始め、小学校低学年のころにはすでに「オリンピックで金メダルを取る」と公言していたそう。
小学5年生から指導してきた梅原孝之(49)氏によると「ネガティブな発言をせず気持ちは常に前向き。大也はそれが身についている」それは「小さいころからの教育のたまものだと思う」。

お父さんに小さい頃から常にかけられてきた言葉は「よかったじゃん」
タイムや順位が不本意でも、今の結果を基に次の対策ができるから無駄じゃない。
むしろ「よかったじゃん」。

お母さんからは「いつでも水泳をやめていい」
『「楽しさ」を何よりも優先する環境で、あくまで本人が主体的に、好きで続けていることが大前提』で、
『試合での順位より「力が何%出せたのか」「もう少し力を出すにはどうすればいいか」を家族と一緒に考えた。』そうです。

もう、このお父さん、お母さんがめっちゃイイと思いませんか?
瀬戸選手の素敵な笑顔はここから生まれたんだなぁと思いました。

結果、『体がきついところでも、耐え抜けたり体を動かせたりしているのを実感できた。泳いでいてもすごく楽しい。これをコツコツできれば、もっと楽しいことが待っている』と瀬戸選手。
記事の結びには
『決して楽な道のりではない。だが、そこには楽しさがあふれている。待ちに待った東京五輪の大舞台。まだ見ぬ最高の喜びが、瀬戸を待っている。』とありました。

さほどスポーツに興味がない私も記事を読んで、明るい笑顔の写真を見て、爽やかな気分になりワクワクしました。
努力は裏切らないことはなんとなく分かっているのですが、それを信じてやり続けられる人は多くはないと思うのです。目標を持てる人も実は多くは無いと思うのですが、多分、この二つをできる人がトップに立つのですねぇ…。

東大生は一般の人と何が違うのか?とどこかで読みましたが、それは脳ミソのデキの差ではなく、目標を定めて物事を進められること、なのだそうです。
一般人としては、頭の回転の速さや、記憶力が違うでしょ!と突っ込みたいところですが、瀬戸選手の記事を読んだら目標を持つ事の大事さは納得しました。
こうして努力に努力を重ねて代表に選ばれる選手たちが存分に力を発揮できますよう、どうか、昨夏のような酷暑となりませんようにと祈るばかりです。

もうすぐ立春。
この暖かさでは梅も早いかもしれません。
友人から新年を寿ぐ素敵な梅の香の紅茶が届きました。

明るい未来が花開く様子を表したという紅茶「ひらき」。
「梅は百花の魁(ひゃっかのさきがけ)とも言われ、春を告げる花。満開に咲く梅の花のように可能性が開花し、実りの多い一年になりますように」
との願いを込めたものだそう。
梅と桃と杏子が絶妙にブレンドされた、甘酸っぱく爽やかな香りがティーカップからふんわりと立ち登り、佳き1年を予感させられます。
KUMIKOでティータイムをご一緒しませんか?

例年より暖かいのに風邪気味の番人は病院に行ったら即別室に隔離されました。
幸い問題はなかったのですが、新型ウィルスのニュースには日々震撼させられます。
どうか、Tokyo2020の前に新型肺炎が終息に向かいますように…。

新型肺炎への対策としてのマスクがどのお店でも売れ切れの今、免疫力を上げる事がとても大事ですね。
手洗い、うがいは勿論の事、食事と睡眠も大事にしましょう。
自戒を込めて…。

では、ご機嫌よろしゅう。

ふくしまの木の家KUMIKO 番人より

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