KUMIKO便り

KUMIKOの番人が日々を綴ります

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2019年04月15日

須賀川の桜 平成31年春

須賀川は桜満開です。
例年になく冬が暖かかったので、桜どうかな、と思っていたのですが
先日降った雪で開花がゆっくりになり、美しさが増したような気がします。

今回はKUMIKOの建つ須賀川の桜の紹介です。

まずは1月にオープンした円谷英二ミュージアム(テッテ)から徒歩5分ほど、
街の中心部にあり、伊達政宗に滅ぼされる前は須賀川城の出城があった、
翠ヶ丘公園のそばにある、枝垂れ桜です。

翠ヶ丘公園脇の桜

この公園へ向かって、テッテの建つ松明通り(中央商店街通り)から須賀川市立博物館へと下りてくれば、
まず目に飛び込んでくるのが道路の半分まで被さるように咲く、枝垂れ桜。
エドヒガンの類でしょうか。

ここは翠ヶ丘公園に咲く桜と須賀川(という名の川)沿いに咲く桜と重なり合って、幾重にも桜の層が作られ、
松明通りから公園へ下ればまるで桜の海へ向かって飛び込んで行くような気分になります。
とても幸せな気持ちにさせてくれる桜です。

そして、こちら↓は翠ヶ丘公園の中、駐車場のすぐ上にある、枝垂れ桜です。

翠ヶ丘公園の中の桜

花がたわわについて(実みたいですね)枝が地面に触れそうになっています。
夜にはこの桜、ライトアップされるのですが、実に見ごたえあり、圧巻です。
その上、見に来る人が少ないので桜独り占めできますからお勧めです。

地面すれすれに咲くので目の前で見られます

 

 

次に、「諏訪の杜」のエドヒガン桜です.
松明通りから須賀川市立博物館を背に左折し、100m程西へ向かえば桜に会えます。
テッテからは徒歩5分ほど。
神炊館神社(おたきやじんじゃ)の鎮守の森が「諏訪の杜」です。
http://www.otakiya.com/keidai.html#10
神社の横に駐車場があり、すぐわきに看板があります。

諏訪の杜
エドヒガン桜

ウッドチップの道を進み、

杜の中の桜

空を見上げれば樹齢300年のエドヒガン桜が頭上を覆います。

300年の古木

目線を空へ

見に行った時に古株から実生の杉が育ち、

古い切株から実生の杉が

エドヒガンの枝が落ちていて花を間近で見ることができました。

切株に落ちた桜の枝

神社の参道にも古木があり、桜の下を通って参拝するのは心躍ります。

三八稲荷の鳥居から

参道の桜

まだ蕾ですが

ところで、エドヒガン桜の看板の横に見える、まだ蕾の桜はこの辺りでは一番遅く咲くのですが、
その美しさから市民には密かに人気の桜です。
他のエドヒガンより濃いピンクの花が実に魅力的です。

 

須賀川の中心部はこじんまりとしていますので、公園と神社は歩いて廻れますが
少し離れて、市の東方面、KUMIKOの方へと向かいますと、
福島病院の周りの桜、
円谷歯科の横の桜が綺麗です。
ぜひそちらにも足を延ばして見てください。

そして、福島病院から須賀川高校を経て水郡線の踏切を越え、大東商店街を抜けた先に咲く枝垂れ桜が
名前はないものの、毎春、KUMIKOへの通勤時に目を楽しませてくれます。

大東の桜

写真に撮ってみると残念ながら小さくなってしまいますが、きれいなんですよ。

 

最後に、桜ではないのですが、KUMIKOの近くにある小さな滝を紹介します。
宇津峰山を源流とする「八流の滝」です。

八流の滝

松尾芭蕉が奥の細道紀行中、須賀川に滞在した折に訪れたとの伝承があるそうです。

須賀川市教育委員会の案内板

アクセスの案内板を載せてみます。

道案内

市民にもあまり知られていない小さな滝ですが、木々の間を5~10分程散歩すれば見られます。
樹からフィトンチッドを、滝からはマイナスイオンを貰って気持ちの良い散歩ができます。

 

 

さて、今年もKUMIKO木の家講座<森の木が家になるまで>が始まりました。
今年の花は遅くて、カタクリの花が咲きだしたばかりでした。

カタクリの花

そのお話しは次回にいたします。
ではまたお会いしましょう。
ご機嫌よろしゅう。

福島の木の家KUMIKO番人より

 

 

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