☆木の家講座秋の編☆

KUMIKO便り(ブログ)

2016年09月30日

KUMIKO便り(ブログ)

2016年09月30日

☆木の家講座秋の編☆

金木犀が香り始めました。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、本当に朝晩涼しくなって天から秋が降ってきたような気分です。
雨続きの9月でもありました。

木の家講座も当初予定の18日が荒天で、1週間の延期になりましたが、先週久々に晴れた週末に開催できて逆にとてもラッキーでした。

今回のテーマは<千年の鎮守の森でパワーをもらおう>です。
開催地の隠津島神社は1300年の歴史があり、深い森と山から伏流水が滲み出して源流になったばかりのような川が目にも耳にも身体にも効きそうな所です。


今回は、日常から離れてココロとカラダを癒しつつ、森からパワーを受け取ってもらうのが一番のねらいです。
ですので、神社に着いた途端「空気が違~う!」との皆様の感嘆符に嬉しくなりました。

実は今回はもう一つ見て頂きたい森があります。
日本にはこの天然林と共に人工林というものもあります。
講座のタイトル≪森の木が家になるまで≫の、家になる森とは人工林のことです。
隠津島神社の鎮守の森は天然林ですが、隣接して人工林もあります。

山は全て緑に覆われていて、パッと見、天然も人工も違いが判らないのも当然ですので
ここで両方を見て頂きたいのです。

天然林は殆ど人の手が入らない森ですが、
ここは鎮守の森ですので、参道に沿って多少の手入れをします。
原則は自然の森で色々な樹種の木が自然の法則に従い生えています。

一方、人工林は人が植えて育てている木の畑のような森です。
ここから、人々の暮らしに使うための木が伐り出されます。

現在放映中のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」は『暮らしの手帳』を創刊した大橋鎭子(しずこ)の生涯を描いていますが、彼女の祖母は木場で材木問屋を営んでいました。

戦争中に材木問屋をたたみ、疎開する別れのシーンでの祖母が鎭子に言うセリフが林業の真髄を語っているようでとても素敵です。

「木材ってのは、今植えたものじゃない。
50年100年前に植えたものが育って商品になる。
だから植えた時は自分の利益にならないのさ。
それでも50年後に生きる人を思って植えるんだ。
次に生きる人の事を考えて暮らしておくれ。」

林業だけでなく、全ての仕事、人の生き方にも重なりますね。
来月の木の家講座は<山の命の巡りを見よう>です。
予定は10月16日。
育てている最中の木、
それと、木の伐採現場を見せて頂きます。
50年前に植えた人々の思いを受け取って頂けたら幸いです。

朝晩が10度代と冷えるようになって参りました。
日中との温度差も大きいので体調を崩されませんよう、注意してお過ごしくださいね。
では、ご機嫌宜しゅう。

福島の木の家KUMIKO番人より

 
実物サイズで、リアルな生活を体感できる。 
KUMIKOのデザイン・技術を余すところ無く注ぎ込んだ、展示場。 
自然素材へのこだわりとデザインへのこだわりが凝縮された展示場へ、どうぞご来場ください。

KUMIKO展示場へようこそ

杉の特性、伝統構法の技、そして心地よさ。
あなたのその目で、その身体で、その五感で感じてください。
体験したことのない温かさがあなたを包みます。